ENTRY

Behind the FLOW Across the EDM Departments.

※原稿は取材当時のものです。

部門をつなぐ、フローを知る

営業から始まり設計や機械調整、取付・アフターフォローに至るまで、イーデーエムでは一貫した製造体制でお客さまのものづくりをサポートしています。
それが実現するのは、日頃から部署間で密な連携が行われているから。各工程を担当する若手社員に集まっていただき、自身の役割と他部署との連携についてお話を伺いました。

CROSS TALK
MEMBER PROFILE MEMBER PROFILE
CLOSE
Behind the FLOW

Member Profile

  • K.Y

    K.Y営業

    2022年入社
    東京営業部 営業第2グループ

    目に見える形で社会貢献できる仕事だと感じて入社。今年から担当したお客さまに名前を覚えていただくことが今の目標。

  • H.A

    H.A設計

    2015年入社
    技術部 機械設計グループ リーダー

    会社説明会で「若手でも設計にチャレンジできる」と聞き入社。今期からはリーダーに昇進、採用イベントにも携わっている。

  • T.H

    T.H発注

    2021年入社
    業務管理部 業務管理グループ

    調達物流グループを経験した後、現職で仕様書の手配や金具の発注を主に担当。自分の考えを持って能動的に働くことを心掛けている。

  • K.K

    K.K調整

    2018年入社
    機械生産部 機械生産グループ

    包装機械業界に関心があり入社。機械出荷前の動作確認から梱包までを手掛ける。最近は後輩の指導にも力を入れている。

  • H.S

    H.S取付

    2019年入社
    東京営業部 カスタマーサポートグループ

    入社後、機械生産部を経てカスタマーサポートに異動。部署内での信頼の厚さ、人当たりの良さは業務にも活かされている。

  • H.M

    H.M市場調査・企画

    2022年入社
    プロダクト推進本部

    学生時代はインテリアやライフスタイルについて専攻。現在は新製品の企画や新規市場の開拓という形でものづくりに携わる。

お客さまのご依頼をもとに
ニーズを形にする、イーデーエムの中核

お客様営業
K.Y

文学部出身、でも周りに教わりながら成長してきた。
「またイーデーエムに頼みたい」と言ってもらえるように。

一般的に営業というと、自分から積極的に顧客を開拓していくイメージが強いかと思います。しかし、イーデーエムではリピートでのお取り引きや、既存の取引先から別の会社への紹介といったルートが多いですね。弊社は創業56年になりますが、中には創業期から継続して弊社の機械を導入してくださっているお客さまもいらっしゃいます。メンテナンスの時期などに新機種への切り替えの話題を出すのですが、その際に「またイーデーエムの機械を使いたい」と言ってくださるお客さまが非常に多いんです。それはまさに、信頼と実績の賜物だと感じています。

作られた機械がそのままどこにでも組み込める、というわけではありません。主要なプリンターは、包装機とセットでの動作を想定している場合がほとんどです。一方で、ラベラーなどの特殊システムは独立した機械ユニットとして設計されています。そのため、お客さまとの打ち合わせには、機械設計や電気設計の担当者が同行し、設備との適合や仕様の確認を行うこともあります。

もともと文学部出身ということもあり、分からないことだらけでした。特に機械のことについては技術部門の方々に質問し、少しずつですが着実に知識を深めています。

営業設計
H.A

ときにはお客さまへのヒアリングにも同行。
他部署と協力して、納期に間に合うような設計を。

設計は、お客さまの包装機にプリンターを搭載するための金具類を設計する機械設計と、電気制御やプログラムを設計する電気設計に分かれます。私は機械設計グループでリーダーを務めています。基本的にお客さまのヒアリングは営業が行いますが、海外製の包装機との連携など複雑な仕様の場合は私も同行してヒアリングや提案を行います。ヒアリング情報をもとに、CADソフトを使用して設計するのが私の主業務です。オーソドックスな仕様であれば1日で描けるものもありますが、新規要素の多いものや複雑な設計の場合は完成まで1ヶ月以上かかるものもあります。

設計が終わると、機械設計グループ内のリーダーとチーフが各設計のレビューを行い、その確認をもって業務管理グループに発注を依頼する、という流れです。ダブルチェックを行うことで、要求仕様を満たしているかどうかの確認を徹底しています。また、業務管理グループにバトンを渡す際も、この設計で問題なく発注できそうか、納期は間に合いそうかといったことをよく相談しています。製造においてやはり納期はとても重要なので、他部署や協力会社との連携でも、納期に間に合わせるための相談は多いですね。

設計発注
T.H

要件に合わせて、最適な協力工場へ発注する。
仕様を丁寧に把握することがスムーズな進行の秘訣。

技術部から届いた設計図を確認し、納期や予算、求められる加工などを見極め、適した協力工場へ金具の発注を行っています。どのような形状の金具を手配するのかは図面を見れば分かりますが、どのような形で包装機に搭載されるのかはイメージできない場合もあります。そういった点は営業や設計の方々に直接確認を行い、協力会社に発注する際の参考にしています。事前に詳しく仕様を把握しておくことが、発注ミスや修正による差し戻し、納期遅延を防ぐことにつながるんです。

協力工場から金具が入荷したら、表面の傷の有無や、機構が正常に動作するかをチェックしたうえで機械生産グループに渡します。もちろん最終的な品質確認は機械生産グループが行いますが、発注どおりのものができているかどうか、協力会社との連携という点は業務管理グループが責任を持つ部分だと思っています。協力会社から納期遅延の連絡があった場合にも、営業や機械生産など社内の連携部署とスケジュールを確認しつつ、協力会社に交渉することが求められます。どの部署にも言えることですが、製造が滞りなく進められるよう他部署と協力しながら業務にあたっています。

品質と安心、将来性が
イーデーエムのブランドになる

発注調整
K.K

気になるところは担当者へ確認し、徹底的に検査。
イーデーエムの品質を担保する、重要な役割。

私たちの主な業務は、お客さまの現場に納品したらそのまま使えるよう、出荷前の最終確認と調整をすることです。協力工場から届いた機械の部品や本体が仕様どおりに揃っているか、まず検品します。問題がなければ、機械を使える状態にするための組み上げや、調整が必要な部分の機械調整を行い、弊社の工場内で試運転・検査を行います。検査には細かくチェック項目が定められた検査表があるので、その基準を全てクリアしたものだけが出荷される、という仕組みになっています。イーデーエムの品質を担保する、責任重大な役割ですね。

イーデーエムが製造する機械は、お客さまの環境に合わせて個別に調整を加えているオーダーメイド品です。それでもスムーズに調整や検査が進められるのは、検査項目の把握や効率化など自分たちで工夫していることもありますが、何より上流工程である設計や発注がしっかり頑張ってくれているおかげだと感じています。営業からもお客さまの要望について連携がありますし、図面からの判断だけでもかなりスムーズに進められることが多いです。もちろん、気になる点は都度担当部署に確認をしますし、そこからさらに調整が必要になることもありますが、それも含めてチームプレイだな、と思います。

調整取付
H.S

機械取付から、アフターフォローまで。
機械生産での経験がカスタマーサポートに活きている。

機械生産で調整された機械は、カスタマーサポートグループの取付部門に納品され、お客さまのもとへ伺い、取付作業を行います。完璧な機械を取り付けても、お客さまがそれを使いこなせず生産が止まってしまっては困ります。そのため、取付後には機械の操作方法、サーマルリボンなど消耗部品の交換方法、トラブル発生前の予防策についてもご説明しています。場合によっては、お客さまの生産開始に立ち会い、機械にトラブルやエラーが起きないかを確認し、生産がスムーズに進むよう稼働後もサポートしています。導入後も安心してお使いいただけるよう、立ち上げ後のフォローも含めて対応しています。

私は、入社2〜3年目に機械生産グループで培った調整の経験が、現在のカスタマーサポートで非常に役立っていると感じています。機械生産グループでは、組み上がった機械が社内基準値通りに動作するかを確認しますが、現場のお客さまの環境や使用する材料によっては、社内基準値ではうまくいかないこともあります。その際に、機械生産グループでの調整経験が活きるんです。とはいえ、私もまだカスタマーサポートの経験が浅いので、自分の判断や調整で改善しない場合は、上司や関係部署に現場の状況を連絡し、仲間の協力を得て対応しています。

市場調査・企画
H.M

お客さまの「こんな製品が欲しい」をヒントに。
これからのイーデーエムを創り出す、新しい役割。

プロダクト推進本部は、イーデーエムの新製品や新サービスなどを企画している新しい部署です。市場調査やユーザーインタビューなどを参考に企画提案をしたり、実際に電気設計や開発の方々と相談しながら試作機の開発を進めています。これまでは、会社として「企画」という要素に重きを置いていなかったので、決まった業務も手法もありません。自分たちでニュースや業界情報などを調べながら考えたり、昨年はイーデーエムのお客さまにインタビューを行い、「今後こういうことをやってみたい」「こんな製品が欲しい」といったお声から企画を考えたりという試みもありました。

企画と聞くと楽しそうなイメージもありますが、ゴールが明確でないという点では難しい仕事です。企画書を書く際にも、その判断基準や、実現可能性について考える必要があります。技術的に可能かどうかを一人で判断するのは難しいため、社内の技術で対応できるのか、あるいは外部の協力会社にお願いしたほうがよいのかを相談しながら進めることもあります。今のところ、他の部署と直接関わる機会はあまり多くありませんね。ただ、調達コストについて相談したり、設計の方々と試作品を作ったり、今考えているものが具体化する際には、他部署とも積極的に連携したいですね。

部門をつなぐ。
個々の工夫や思いが、それを実現している。

コミュニケーションの進化。効率化と対話が共存。

  • H.A

    同じ図面や機械を見ながら話す必要がある場合は座席を行き来して対面で話しますが、効率化のためにも、電話やメールで済むものはそちらで行っています。また、コロナ禍での出社制限をきっかけに、2年ほど前からコミュニケーションツールとしてSlackが導入されました。画像のやり取りもできるし、タスクの整理にもつながる。情報の共有化を図る上で、非常に有効だと感じています。

  • K.Y

    私はこまめに対面で話をすることが多いかもしれません。たとえば、通常1ヶ月半ほどの納期がかかるところを「それよりも短くしてほしい」というご要望をお客さまから頂いた場合、業務管理グループや機械設計の方に声を掛けて「この納期で、この改造は可能か」といった相談をします。私の場合は、短時間でも顔を合わせて話すことでうまく進められる部分も多いように感じています。

「社内連携」は、培われた会社文化

  • H.M

    私の場合は伝え方を大切にしています。企画を試作品などの形にするため、設計の方々に協力を仰ぐ場合には、「こういうことをしてくれませんか」と伝えるだけでは不十分だと考えています。「なぜやりたいのか」「今後こういう形を目指しています」といった背景や目的を具体的に伝えるように意識しています。

  • T.H

    私は伝えられたことを正確に理解しようと努力しています。たとえば、設計図の内容や意図を理解せずそのまま協力会社に伝えてしまうと、後で質問が来ても答えられなかったり、設計意図と違うものが上がってきたりします。そのため、疑問に思ったことや理解が不十分なことは、なるべく事前に確認するようにしています。

日々感じる、なにげない感謝

  • H.S

    機械生産グループの方々は細かな部分まで配慮してくれてありがたいですね。現場でケーブルの加工や部品の組み直しが必要にならないように、社内でできる作業は社内で完結させてくれていたり、予備の部品を入れてくれていたり。おかげでいつも取付作業がスムーズに進められて助かっています。

  • K.K

    社内で取り付けた方が良いもの、逆に取り付けずにそのまま出荷した方が良いものなど、図面から判断できるところは判断しています。といっても、ほとんどが先輩から「ここは気をつけて」と教わったことなんです。先輩の指導と、経験の積み重ねで自然と身についてきます。

部門ごとの専門性を活かしながら、お客さまのために部署を超えて連携する。
それが私たちの仕事の大きな特徴です。社内の自然な協力体制の背景には、日頃から築かれてきた信頼と、互いを尊重し合う社内の風土があります。
この座談会を通じて、そんな職場の雰囲気や仕事の進め方を、より身近に感じとっていただけたらと思います。