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社員インタビュー05

Personinterview

技術

R&Dセンター R&Dグループ

O. Kenta2012年入社

Q.

現在、私が携わっているのは、主に消費期限やロット番号、あるいはQRコードといった商品情報を印字する装置の開発です。この装置は、主に食品業界や製薬業界のお客さまに多くご利用いただいています。食品表示法の関係で消費期限などの印字は必須のものが多いので、食品業界は必然的に大きな市場です。また、製薬業界では、製造日時やロット番号の管理がより厳格になります。そういった多様な要求に応えるために、お客さまごとのカスタマイズはもちろんですが、開発の段階からある程度の汎用性と柔軟性を持たせた構造を意識しています。

開発プロジェクトは、2〜3年という長いスパンを要するものです。一つの製品を開発するまでに、試作と改良を何度も繰り返します。企画段階の製品が形になったら、関係部署の有識者を集め、その製品について意見交換を行います。そこで得られたさまざまな視点からの意見やアイデアをもとに作り直し。そういったトライ&エラーを、最低でも3〜4回は繰り返すのが当たり前です。

試作品が完成したら、今度は量産化に向けた準備が待っています。コストを抑えるため、部品の構造を一部変更したり、部品点数を減らしたりと、量産化に適した形へと再検討していくのです。つまり、開発プロジェクトは製品が完成して終わりではありません。ゴールまで非常に長い道のりが続きます。

社員インタビュー05

Q.

開発プロセスにおいて、うまくいかないことや想定していた結果にならないことは日常茶飯事です。R&Dグループの特性上、やったことのないことに挑戦する機会が多いですから、当然といえば当然かもしれません。

もちろん、投げ出したくなったり、辛いと感じるときもあります。ですが、私には「何事も分からないままにしたくない」という強い想いがあります。どんなにうまくいかない状況でも、その原因を突き止めることが私の設計者としての原点であり、やりがいでもあります。ダメだったことでも、「なぜダメだったのか」と原因を追求し、突き止めることができれば、次に同じような失敗を繰り返すことはなくなりますし、その経験はまったく別の開発にも活きてくるのです。

原因の切り分けをして一つずつ潰していく作業は、決して簡単なものではありません。一つ原因が見つかれば、それに対処するための部品を新しく設計し、手配し、組み立て、検証する必要があります。開発プロジェクトに長い時間がかかるのはそういった理由もあるのです。試作と改良を繰り返しながら、関係部署との意見交換を通じて少しずつ製品を洗練させていく。この地道なプロセスを経て、ようやく製品が形になっていきます。

社員インタビュー05

Q.

最も開発の醍醐味を感じるのは、やはり試作機の検証や組み立ての段階です。自分で図面を描き、それが実際に形になっていく様を見るのは、何物にも代えがたい喜びがあります。外注工場で組み立ててもらうこともできますが、私はできる限り自分で組み立てています。部品を取り寄せ、自分で一つ一つ丁寧に組み上げていくと、図面だけでは見えてこなかった課題に気づいたり、改善点が見つかったりします。

失敗すれば自分で直さなければなりません。他責にできない、という厳しさもありますが、自分で解決策を見つけ出し、形にできた時の達成感は格別です。

また、ものづくりに携わる者として、私が大切にしていることの一つに「安全」があります。設計段階から、機械が勝手に動き出した際に指が挟まらないようなスペースを確保したり、調整作業を行う際に無理な体勢にならない配置を検討したり、力の入れやすさ、工具の入りやすさなどを考慮したりします。そういったほんの少しの工夫や配慮が、事故や怪我を未然に防ぐことに繋がると思うのです。

実際、設計段階で安全性を意識したかどうかで、現場での作業効率や怪我のリスクは大きく変わってくるはずです。やりがいとは少し違うかもしれませんが、常に安全で使いやすい機械を世に送り出したいという思いは、開発という仕事の原動力になっています。

※原稿は取材当時のものです。

社員インタビュー05

a Day at Work

O. Kenta

技術

  • 09:30出社

  • 09:45メールチェック

    見積もりや仕様書の作成をしています。先輩への報告・相談などもこの時間帯に行うことが多いです。

  • 10:00商社、メーカーと打ち合わせ

    自社製品に組み込むセンサーやモーターなど、部品選定の相談に乗っていただいています。

  • 11:00設計

    設計業務はテレワークでも可能なため、出社時は、実機確認を伴うような作業を優先的に行っています。

  • 12:00昼休憩

  • 13:00メールチェック、打ち合わせ

    テレワークにより出社を週3日前後にしているため、出社の際は複数の打ち合わせに出席します。

  • 15:00設計

  • 17:00試作機検証

    実験室に入り、自分で試作機を組み上げています。業務の中で最もやりがいを実感する、大切な時間です。

  • 19:30退社